コラム11 ツッコミ集

原作で気になったシーン、疑問点などを冗談半分で言っていきたいと思います。

 
・嘘つきブラゴ?
 第10話でブラゴが「魔界で友達がいたと思うか?<中略>おまえは魔界に帰っても一人だ!!」
と言ってますが、後々ガッシュの魔界での様子が出てきますがウマゴン、レイン、パティ(一方的だけど)とは普通に仲良かったり、
ティオの回想でもティオがいじめてるとこをガッシュが身体を張って助けてたりと友達がいなくはない。
(まぁ、位の高いブラゴが落ちこぼれのガッシュの交友関係まで把握してないだろうけど)
似た例だと、NARUTOのナルトも幼少期に独りぼっち設定だったけど、別の回想だとシカマル達と普通に仲良さそうだったりもしたり。

 
・変態アース
オレ様口調のパートナーエリーと侍口調のアース。そのアースが一部ネットでは変態なんじゃないか?という噂が。
まずコミック29巻の扉絵で、幼女の病室に窓こじ開けて侵入しようとしています。
そしてあの口調もなんと最初からではなく、実はなんと幼女に一人称をオレにさせた上で主従プレイを要求していたという意見も!笑
法律家志望の変態って!笑


・ガッシュが一人で倒しすぎ!
「倒した魔物の数」でも触れましたが、ガッシュは1人で18人(アニメ等含めたら22体)撃破している。約5分の1である。
本を燃やすまでいかなくても、実質勝ってたり、引き分け、負けたけど見逃して貰ったりの魔物も入れると更に増える。
実質ほとんどの魔物と会ってるんじゃないか?ってレベルです。
(一応作中ではキャンチョメが、最初に勝てそうな落ちこぼれのガッシュを狙いに来ると言っていて、
序盤の魔物はそうだったのではないだろうか?中盤はバリーのように、挑んだ魔物が返ってこないと聞いて強者を求めてってパターン)。
序盤で70体の魔物が22体を倒してるということは、色々ダブりがあったとしても1人1体倒してても、
50体位の魔物が他の魔物に出会うこともなく「残り70名になりました!」と経過報告が来た感じかな??←大分乱暴な計算だけども

第54話でブラゴが「強いやつほどなるべく戦わず、強敵とぶつかる本番の後半戦に向けて、爪を研いでる」と予想した通りになったのかもしれない。
(レイン、モモンのように敵と戦わないようにしてたり、クリアのように子育てしてたり、
ウマゴン等のように本の持ち主が見つかってなかったりしてたのかもしれない。)
リオウはファウード復活の為に、ゾフィスは石板の魔物復活の為に余計な戦闘は避けて着々と準備をしていたのであろう。

同話でもブラゴが「弱い奴らほっといても消える。現に、思ったより早く残り70名にまでなっただろ?」
と言ってたように、思った以上に皆ガッシュを狙いに行って返り討ちに遭ったみたい。ガッシュ、どんだけ舐められてるのか、、
(とは言ったものの、スギナ、コルル、エシュロスは偶然ガッシュと遭遇したっぽいけど。
レイコム、ゴフレ、フェイン、ロブノス、バランシャ辺りは確実にガッシュ狙いだった。笑)


・いじわるなレイコム
パートナーの細川に魔界の王を決める戦いについて何も教えなかったレイコム。
一人でそんな何人も魔物の子扱える訳ないのも知ってただろうに、、、。
でも、ちゃんと説明してても細川は魔界の王を決める戦い自体に興味ないだろうし、
結果ガッシュと戦ったりして経験値を上げて強くなりたかったのかも知れない。
もし仮にガッシュと戦って勝ってたとしたら、その後どうしてたのだろうか・・・?
(王様にしてくれたら、特典で巨万の富を得られるって伝えたら細川も頑張りそうかも。笑)


・術の殺傷能力
魔物の術の威力は、序盤の下級術でも建物破壊レベルで、生身の人間喰らったらダウン・出血〜数日入院と結構重傷レベル。
ギガノ級レベルで既にまともに喰らったら欠損・致命傷レベルだったりする。
なので石板編から実は常に死と隣合わせ。ファウード編でのディオガ級なんか即死レベル。
(実際清麿もリオウの術を喰らいまくって一回死んだ。)
そう考えると、本の使い手達はその中で果敢に戦ってるのはすごい勇気だ。
クリア編のシン級なんて、もう喰らったら塵すら残らなさそう・・・泣

そして魔物の方も個体差でまちまちですが、石板魔物編辺りから魔物でも死ぬ危険性がでてきました。
そんな中本が燃えたら魔界に帰るという設定ですが、実は消える直前までどんな状態でも、魔界に帰ったら全快するというガンツばりの設定も出てきました。 ダニーはわざわざジオルクで治して帰ったのに、、、(バリーの傷は治ってませんが、任意で選べる??)
なので逆に敵や自分の術で絶命しそうになっても、本を燃やしておいて死ぬ前に魔界に帰るという方法が出てきます。
そうした方法で帰った魔物・その作戦をしようとした魔物が、
・パティ ・カルディオ ・ロデュウ ・ウマゴン ・バリー ・ゴーム
になりますね。

・基礎能力が強すぎる魔物
魔界の王を決める戦いで、人間界に送り込まれた100人の魔物達。
その中でも魔物の基礎能力の差があり過ぎるのでは?という声も。
序盤と終盤では成長度合いは違うとはいえ、
術無しでも渡り合えるレインや、龍の鱗を持つアシュロン、
ある程度の呪文なら直撃しても問題無いクリア、
魔界で訓練を受けていて、伸びるマントに瞬間移動を備えたゼオン。
落ちこぼれだったけども、最強呪文バオウを宿していて、同じく伸びるマント持ちガッシュ。
そして片やレイス一発でダウンするゴフレ、、(序盤とはいえレイス数発、グラビレイを喰らっても立ててる生身の人間清麿)
ジオルクがあるとはいえ、銃で瀕死のダニー・・・
どんなに成長しても、ゴフレがゼオン、アシュロン、クリアに勝てる未来が想像できない・・・!笑


・ゾフィスは千年前軍団で本当に王になれたのか?
王になる為に人海戦術で40体近くの千年前の魔物を復活させたゾフィス。
だがしかし、候補の魔物の子には、上記の竜族の神童アシュロン、エルザドル、
雷帝ゼオン、優勝候補のブラゴ(最初に遭った時に実はビビッて逃げた)、
そして認知してなかったとはいえリオウが呼び寄せる予定のファウード、クリア・ノートといます。
対してこちらは数が多いとはいえ、当時のブラゴにほとんど無双で倒されてしまう面々。
戦力になり得るのはディオガ級〜それ以上を使える四天王とゾフィス本人。
ただ、月の石は本拠地にあるので出向くとなるとそれ無しになるので不利に。
千年前の魔物を復活させたとはいえ、中々一筋縄ではいかなそうだ。


・魔界の王候補100人のリスト
第261話のゼオンの回想で出てきた100人の魔界の子が書かれたリストの紙。
それを見てガッシュが参加すると分かって激昂したゼオン。
つまりこれのおかげで参加者全員が誰が参加してるか分かってた状態。
これを見て、皆こぞってリストに載ってる落ちこぼれガッシュを狙ったのだろう。
でもこんな便利な紙があったら作中もっと登場しても良かったのに、、、
そしたらジェデュンやウマゴンも自分の名前を教えてあげられたのに。
(よく見ると魔界の文字で書かれてるのでどちらにしても人間には読めない)
もしかしたら参加前に配布されたけど、人間界に来る時には持参できなかったとか?


・影が薄い父親と母親
第261話にてゼオンの回想で初めて登場した現王様でガッシュ・ゼオンの父親。
第272話ガッシュ回想にて、顔も初披露(でかい!)。そして母親も登場。
実は優しさも併せ持つ、これから2人に厳しい宿命に苦悩する一面を見せる。
最終話にガッシュの後見人を務めて、母親、ゼオンと共に見守った。
・・・登場はこれだけである。

仮にもガッシュ、ゼオンというメインキャラの親でもあり、しかも今回の戦いの根源に関わってる現魔界の王様。
千年前の魔物での戦いでもあの覇者ゴーレンを打ち破ったという覇者でもあり、
ファウード・完全体クリアをも打ち破ったバオウの元々の使い手。
両親共にガッシュを捨てた罪悪感や葛藤、ガッシュが王として戻ってきた時の久々の再会や想い、
ゼオンに対しても厳しくし過ぎて歪んでしまったり、しかし改心したところに対する絡み…。
これだけの設定で外伝で1話できそうでもあり、他の漫画ならもっと登場したり主人公と絡んでる位おいしいキャラ。
影が薄い…薄すぎる!笑 母親なんてほとんで何も語れず終わってしまった。


・人間界を戻す
最終回前、第322話にてガッシュが優勝した時に魔本から流れたアナウンス。
「今のこの時点を持ち、今までの魔物の戦いにおいて傷ついた人、物、自然を元の状態へと戻します。」
・・・え、どこまで!?
要は壊れた建物や、抉られた山、そして負傷した人間も元に戻すということ。
それはつまり死んだ人間をも生き返らせるということだろうか?
ここで注目したいのが”直す”ではなく”元の状態へと戻す”ということ。
パートナーに対しても「魔物との記憶消す代償として巨万の富を得る」ということなので、
魔物に関わった人々の魔物への記憶を消し、建物や自然等も戦い始まる前に戻る…つまりなかった状態にするとのこと。
清麿はガッシュとの思い出を残したからか、他のパートナー達も魔物との記憶がバッチリ残ってる様子。
最終回目前でものすごい興味深い設定が出てきたものだ。


・ガッシュとナルト
ジャンプ漫画「NARUTO」の主人公ナルトとパクりパクられって訳じゃないけど、設定がちょっと似てるなーと思った部分が。

ガッシュ→魔界では落ちこぼれで家族もなく独りぼっち。
「魔界の王様」を目指す。
後半、実は父親が現魔界の王様と判明。王様の息子だった。
父親から魔界の脅威「バオウ」の力を託される。

ナルト→忍びの里では落ちこぼれで家族もなく独りぼっち。
忍びの里の長「火影」を目指す。
後半、実は父親が4代目火影と判明。火影の息子だった。
父親から世界の脅威の「九尾」を託される(というか封印される)。

といった感じである。この時代の流行りの設定かも知れないけど、ちょっと似てるなーと何となく思いました。


・ダンチとグロッキー
漫画の中である一定の時期だけ良く目にするワードが出てきます。
一つ目「ダンチ」。意味は同じ攻撃なのに先ほどよりも威力が段違いになってるということ。
これは主に25話でのエシュロスの攻撃、31話の分身を解除したロブノスの攻撃に対してどちらも清麿が言った台詞。
更には雷句先生のブログでの質問の回答で、ガッシュとゼオンのザケルの威力の差を伝える時にも言ってました。

二つ目は「グロッキー」。これはファウード編に頻繁に見掛けた単語で、
203話ザルチム、213話リオウ、217話ゼオンが言ってました。
意味はへとへとに疲れ弱った様子ということで、ファウード編を描いてた時の雷句先生・・・心中お察しします。


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